ジャルコでは、紳士服を中心に、キュプラ生地を数多く取り扱ってまいりました。
そのため、キュプラの加工については研究を重ね、新しいキュプラの加工方法を発案するなど、ノウハウを蓄積してまいりました。キュプラ生地に関することならお気軽にご相談ください。
キュプラ(ベンベルグ)とは、コットンから生まれた再生セルロース繊維です。天然繊維のやさしさと、科学繊維の機能性をあわせもった素材として、今注目されています。
天然繊維のように、燃やしても有害ガスの発生がほとんどなく、エコロジーであることが特長です。
また、独特の「肌へのここちよさ」「滑らかさ」などの機能性があり、裏地の他、インナー・アウターなど様々な素材に使用されています。
キュプラ(ベンベルグ)の機能性の特徴として、主に以下が挙げられます。
上記の特性が作用し合うことによって、キュプラ(ベンベルグ)独特の上質な肌触りや風合いが生み出され、快適な着用感を得ることができます。特に静電性やスベリ性があり、裏地に適している繊維です。
従来、転写プリントはポリエステル・ナイロン・アクリルの三種の素材へしか加工できないといわれていました。
弊社では、紳士服を中心にキュプラ・ポリエステルを長らく扱ってきたノウハウから、「キュプラ・ポリエステル」の素材に転写プリントを加工する方法を発案いたしました。
キュプラ・ポリエステル素材へ転写プリント加工をすることにより、見る角度・光加減により色味が変わる、玉虫色をした柄を実現することができました。
通常のプリント加工では表現できないような、より光沢ある複雑な色彩を表現することができます。
オーダーメイドスーツ店やブライダル関連など、よりオリジナル色・高級感を求められるお客様にもご好評いただいています。
平置き
角度あり
(柄)
転写プリント加工だと立体的な表現になります。
キュプラのプリント加工はいかがですか?
・転写プリントでは小ロット可能
・ぼかし、濃淡などデザインの理想を実現します
・オリジナルのプリントがキュプラを始めとするさまざまな素材で実現可能です
既存の柄〜こだわりのデザインまで幅広くのデザインに対応していきます。
濃淡
オリジナルプリント
ぼかし
■捺染プリント
染料や助剤をのりと練り合わせて捺染のりを作り、型(シルクスクリーン・ローター)にプリント機械を使い布生地にプリントします。 水蒸気で加熱(スチミング)し、染料を布生地に浸染させ発色させます。次に、洗浄液で洗浄(ソーピング)し付着染料を除去、水洗いした後で乾燥、巾を整え製品とします。
※スクリーン捺染は手作業(手捺染、ハンドプリント)と機械操作(オートスクリーン、ロータリー)による方法があります。 ※柄によりその部分だけ色が染まらないようにのりをつける(抜染法)及びに色が着かないようにのりつけする(防染法)等があります。
<長所>
■転写捺染プリント
転写捺染の主流は「乾式転写捺染」で「昇華転写捺染」とも呼ばれております。ポリエステル繊維を染色する際の分散染料が昇華(個体→気体)する性質を利用したもので、工程が簡単で自由な色柄の構成が可能です。デザイン・柄構成→転写紙にプリント→生地に転写捺染(熱を加えた大型ドラムの転写機で生地と転写紙をプレスしながら巻き上げる)
※捺染プリントの型代に相当する画像処理料(柄・色の構成)が別途かかります。
<長所>
■インクジェットプリント
ファッション業界だけではなく、住宅の壁材や垂れ幕、旗などにも利用されております。捺染プリントでは困難とされていた多色で複雑なデザインを布に表現出来ます。また、転写捺染プリントとは異なり、合成繊維や化繊、天然化繊までプリントできます。
※捺染プリントの型代に相当する画像処理料(柄・色の構成)が別途かかります。
<長所>
ジャルコでは、キュプラ生地を豊富に取り扱っております。その中の一部をご紹介いたします。
上記以外にも豊富なキュプラ生地を取り揃えております。
サンプル帳(有料)をご送付することも可能ですので、お気軽にご連絡ください。
また、「キュプラを使って●●したいができる?」「キュプラと他の素材を掛け合わせるとどうなるか?」など、キュプラに関するご質問は、お気軽にお問い合わせください。長年培ったノウハウで、キュプラに対するあらゆるニーズにお応えいたします。